以前、まぐろさん (@magurogu_fun) | Twitterについたノミを完全に退治した時の話を書いたのですが、それがみなさまに大変好評なようです。
今読み返すとかなり読みにくいのでそのうちリライトしようかなと思います。
すんげえ、テンション高くて恥ずかしいw
そんなわけで、需要があるようなので少し小分けて詳しく書いていこうかなと思います。
まずはヒバ油についてです。
あくまで体験、経験則も含みますが、真っ赤で痛々しかったまぐろさんが、キレイに毛も生え揃っておるので、母ちゃんがやったことは複合的に効くと思います。
ノミにヒバ油は効くのか?
病院でノミを貰って来て、大変痛々しい姿になってしまったまぐろさん。
手術後の投薬中、殺虫剤であるふつーのノミダニ治療薬など使用できるはずもなく、獣医さんの指導のもと、アホみたいに原始的な方法でノミを取っていた母ちゃんですが、こやつらが異常にしつこい!
こりゃあ、退治と同時に嫌がるようなこともしないとキリがないなと思った母ちゃん。
色々、調べたり試したりしているうちに、母ちゃんの心をグッと掴んだものがあります。
「ヒバ油」です。
何故、心を掴まれたのか。
ヒバは昔から家屋の建築に使われて来た。その理由は、落ち着く香りと、シロアリに強いということからだ。
たしかに!!!!
シロアリに強いってことは、ヒバって、当然防虫効果があるんじゃないか?
それも昔から使われていたということは、かなり信憑性が高いんじゃないか?
下手したら黒光りするテラフォーマーズたちも嫌がるんじゃないか?
しかも天然物!化学薬品よりは当然身体に影響は少ないはず!
調べものが大好きな母ちゃんはそこで色々調べたのでした。
ヒバの木の効果
神社仏閣など昔からある建物はヒバ材が使われているものが多くあるらしいです。
昔の人は偉かった!!
ヒバ材は湿気に強く腐りにくく、朽ちにくい。耐久性に優れた建材。
ヒバ材は何故腐りにくいのか
木にはもともとカビなどの木材腐朽菌に対して抗菌作用を持っていることは容易に想像できます。
だって、自分で自分を守れないと、菌が多いところから逃げるなんてできないわけだし、天敵であるカビに対抗できないと日本中の森がなくなってしまう。
そして、葉っぱなんかを食べ物にしている虫からはできるだけ身を守ろうとするはず。
抗菌防虫、そりゃあ、頑張るでしょう。
その中でもヒバは特に抗菌防虫効果が強いことがわかっています。
ヒバ油とは?
木材の抗菌防虫効果の主は香り成分要するに精油です。
精油にすると、抗菌防虫効果が上がることを昔の人は知っていた。
そこでヒバ油です。
精油にすることで、ヒノキチオールという抗菌効果の高い成分が抽出され、良い香りの抗菌防虫材ができたというわけです。
近年ではこのヒバ油、効果が見直され、病院などの院内感染予防に使われることもあるそうな。
防虫や抗菌作用のあるヒバ材の効果をぎゅっと凝縮したものがヒバ油というわけですな。
ノミ避け用のヒバ油スプレーの作り方
さて、ヒバ油の使用方法ですが。
精油ということは、アロマと同じじゃん!とまあ、懸命な読者さまならお気づきだと思います。
現に、ものすごく落ち着く良い香りなのですよ。
もちろん、良い香りのアロマや線香も、人によっては苦手な方もいらっしゃるので、苦手な方は苦手かもしれません。
一番手っ取り早い方法は香水みたいにスプレーにしちゃうってことです。
そこで、ずぼらな母ちゃんでもできた
超簡単!ヒバ油スプレーの作り方です。
●用意するもの
- ヒバ油(精油タイプ)
- スプレーボトル(100均のものでオッケー)
- 精製水(化粧品とか作るやつ)
- 無水エタノール(薬品アルコール)
●作り方
- スプレーボトルの4分の1くらいまでエタノールを入れる
- エタノールの入ったボトルを水を足していっぱいにする
- ヒバ油を10滴くらい入れる(ここは調整が必要)
- できあがり!
超簡単でしょ?www
これをシュッシュするだけです!
簡単なので是非お試しあれ。
香りもリラックスする超良い香りなので黒光りするテラフォーマーズ(またの名をゴキブリ)予防に台所なんかにシュッシュしても良いし、生ゴミにシュッシュしても良いです。
おススメは断然青森ヒバです。
ヒバ油を犬に使用した感想
さて、肝心の犬に使用した感想です。
当時のまぐろさんは、まさにノミだらけの犬。
もちろんアホみたいに原始的なノミ取りと併用しないと、絶対に追いつきません。
あくまで、アホみたいに原始的なノミ取りと併用した感想とご了承ください。
犬は嫌がるのか?
まぐろさんは激しく嫌がることはありませんでした。
が!
やはり冷やっとするんすよw
まあ、そりゃあそうですよねw
冷やっとするので、直接身体にスプレーするのはちょっと嫌そうでしたねw
なので、ある程度退治できた後は、ベッドや毛布なんかにシュッシュするようにしていました。
ノミってやつは、繁殖サイクルがめちゃくちゃで、成虫が居なくなっても油断なりません。
その点、ヒバ油を毛布なんかにシュッシュするのは効果があったのではないかと思います。
ヒバ油は犬が舐めても大丈夫?
気になるのは愛犬への影響ですよね。
そもそも、母ちゃんも、ふつーのノミダニ治療薬が危険を伴うことが気になってヒバ油を使いはじめているので、当然の心配だと思います。
結論から言いますと、天然物なので、舐めても大丈夫です。
どうやら、現実的には難しいものすごい量を口にしてしまうと良くないらしいですが、現実的に難しい量なので、危険はないと言えるでしょう。
もちろん、病院で処方される治療薬より効果は遅いです。
市販のものよりも薄いです。
けれど、危険度はかなり低いので、市販のノミダニ治療薬を使うよりはよほど良いかもしれません。
ヒバ油は犬によって濃度に調整は必要
愛犬によって、具合が違うので、もちろん濃度に調整は必要だと思います。
ヒバ油の量はスプレーだと割と調整しやすいので10滴前後で調整していくと良いかもしれません。
ヒバ油は犬の皮膚炎にも効く
犬の皮膚炎の多くは、皮膚の上に住む雑菌の増殖によるものです。
思い出して欲しいのですが、ヒバには抗菌作用があります。
どちらかというと、こちらのほうが効果があるのです。
皮膚炎に苦しむ愛犬と暮らす方で、化学薬品を使うのを躊躇されている方は、ヒバ油を使用すると良いかもしれません。
シャンプーなどに混ぜることも可能ですし、お風呂上がりにスプレーでも効果はあると思いますよ。
冷やっとする時の愛犬の顔もなかなかかわいいものですw