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大切な相棒……老犬との愛しい最期のひととき

【犬の抜け毛】抜け毛の仕組み

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犬を飼う以上、抜け毛の問題は避けては通れません。
それはもう戦いと言っても過言ではありません。
最近では室内で犬と暮らすことが増え、外飼いの多かった昔と比べるとやはり抜け毛対策というのは大切なことだと思います。
抜け毛と戦うことに疲弊し、犬と暮らす楽しみを忘れて笑顔をなくしてしまった飼い主さんと暮らすことは、犬にとっても大変残念なことです。
少しでも楽しく笑顔の犬と飼い主さんの暮らしが増えるお手伝いができたらよいと思います。

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犬の抜け毛の仕組み

犬の抜け毛の仕組みは人間と同じです。
人間の眉毛などが伸びないのは一定の期間で抜け変わるからです。
髪の毛はこの抜け変わる期間が大変長いので伸び続けます。
眉毛などは、伸びてしまう前に抜けてしまうので、じゃんじゃん伸びることはありません。
犬の毛も、伸びていく毛は比較的抜けづらく、短い毛は頻繁に抜けかわります。
逆に言えば、頻繁に抜けかわるから短いのです。

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周毛期があることを理解しよう

毛には周毛期というものがあります。
生えて来た毛は成長し、成長し切ったら自然と抜け、また生えて来て成長します。
そのサイクルがぐるぐる回っている感じです。
そのどこかのタイミングが、病気などで壊れてしまうと、毛は生えてきません。
この周毛期があることにより、健康でしっかりとした毛並みが保たれているのです。
つまり犬の毛が抜けかわるというのは、健康であれば当たり前のことです。
犬にはこの周毛期が長い犬と、短い犬が居ます。
長い犬は換毛期というものがありません。
ですのである期間に山ほど抜けるということはありません。
しかし、毛は伸び続けるので、放置すれば絡まったりしてやはり死毛を生みます。
換毛期のない犬は定期的なトリミングが必要で、換毛期のある犬に比べるとその手間や費用がかかります。

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効率よく死毛を取り除くために

犬の抜け毛対策の一番の方法は効率よく、周毛期によって生まれた死毛を取り除くことです。
死毛は健康な毛に絡まったりして犬の体に残っています。
換毛期にこの死毛をいかに短期間で取り除くかで、一年を通しての抜け毛との闘いの手間が雲泥に変わります。
自分の犬の換毛期にブラッシングやシャンプーなどで効率よく死毛を取り除き、洋服や絨毯にくっついてしまう前に対策するのです。
そのためには、周毛期があるという認識と、自分の愛犬の換毛期を把握することが大事です。
換毛期にブラッシングや抜け毛対策をすることで、抜け毛の処理が飛躍的に楽になるはずです。
抜け毛の悩みというのは、抜けた毛が洋服やカーペットなどに絡まるということで、犬の毛が抜けるということそのものが
悩みではないはずです。
というか、犬の生理的に、抜け毛自体を無くす事はできません。
効率よく死毛を取り除くことに集中しましょう。

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抜け毛の多い犬

抜け毛の多い犬種は短毛種全般で、特に日本犬はアンダーコートが厚く、もっふもふの毛がぬいぐるみで愛犬がもう一頭できるほど抜けます。
とはいえ、このアンダーコートは、柴さんや秋田犬の愛好家たちの語る魅力の一部であるもっふもふを作り出しているものなので、換毛期に大量に抜ける毛の対策ができないと、あのもっふもふ♩を体験できないということになります。
不思議なことに、被毛の美しさや質感に魅力を感じている飼い主さんの選ぶ犬は、抜け毛の多い犬種が多いのです。
かく言うまぐろさんの母であるダルメシアンも、被毛の美しさに魅力を感じる人は多いですが、ダブルコートで換毛期には死ぬほど抜け毛が出ます。
人気犬種のゴールデンレトリーバーも、あの輝くような被毛が魅力のひとつだと思いますが、換毛期のある犬種です。
ラブに比べて毛が長いので、一年中毛が抜けているイメージになるかと思います。
パグやフレブルなんかも比較的抜け毛の多い犬種です。

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抜け毛の少ない犬

テリアなど、一部の犬には換毛期がありません。
イメージとしては、毛がくるくるとカールして放って置くとじゃんじゃん毛が伸びるイメージの犬種に、この換毛期がない犬が多いです。
換毛期がないので、当然抜け毛は少なくなります。
室内で飼うにはとても向いていますが、毛が伸び続けますし、くるくるの毛の犬種が多いので、放って置くと毛が絡まり、結局死毛を作る原因になります。
定期的にトリミングする必要がありますので経済的な余裕が必要です。
もちろん、自力でトリミングを勉強して自宅でトリミングをするという手もありますが、現実的ではありません。
抜け毛の少ない犬種にもやはりデメリットはあります。
飼いやすい飼いにくいという基準はとても大切だと思いますが、一生面倒をみて、一生いっしょに生活する犬ですので、やはり、「大好き」という気持ちがもてることが第一条件ではないでしょうか。

 

抜け毛のない犬はいない

残念ながら、世の中に毛の抜けない犬はいません。
もちろん人間も毛が抜けないなんてことはありません。
我が家では、どちらかというと母ちゃんの抜け毛のほうが問題になることのほうが多いです。
ずーっといっしょに暮らす犬です。
抜け毛にキーーーーとなるよりも、正しく対処して楽しい日々を送りたいものです。

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