まぐログ!シニア

現在18歳、ご老体ながらに元気に過ごすミックス犬まぐろさんとの生活を通して、老犬との付き合い方、老犬の健康管理などを勉強し、犬の世界の高齢化を幸せに乗り切ろうという記録です。

【犬のしつけ】無駄吠え〜要求吠えもしくは注目して欲しい時の吠え)〜

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要求吠えは、食べるモノやオモチャ、あるいは自分への注目、遊びなどあらゆる犬の欲求を飼い主や家族や他の動物に要求する時に起こる吠えです。
あらゆる「無駄吠え」と言われる人間が強化した吠えの中でも、人間が意図的に強化したものでは無い吠えですが、過剰な要求吠えは、やはり人間側の過失によって強化されているのです。
要求吠えを減少させるには、犬のして欲しい事を的確に知ることが重要な課題になります。

 

要求吠えを強化しないのはとても難しい

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犬が吠えた時、あなたはテレビを観るのをやめ、あるいはスマホから顔をあげ、あるいはコンピュータのモニターから目を逸らし、訪問客との会話を中断し、あなたの相棒に注目しますよね。
ほら!あなたの犬はたった今、ちょうどあなたの注意を引くことに成功しました。
それは同時にあなたの相棒が吠えて注意を引くという行動が強化されたということを意味します。
犬が吠えるというような大きな音に対して反応するということは、私たち人間にとって本能的なものなので、要求吠えをする犬を全く無視するということは大変難しいことです。

ですから、犬が静かにあなたの足にジャレついたり、吠えることなくオモチャで遊んだり、落ち着いている時などは、でき得る限り犬に注目し、かまってあげてください。

そして、犬がもっと!と吠えた場合は、相棒から注意を他に向け、かまうのをやめてください。

あなたの相棒があなたの注意を引いたり、何かが欲しくて吠える事がはっきりとしている場合、それはとても簡単に強化されてしまいます。

子犬のかわいい時期に、かまって欲しくて吠えることは人間にとってもとても好ましく思ってしまうものですが、もしもその要求吠えが強化され過剰になってしまった場合、あなたがあなたの相棒を無視することは簡単なことではありません。

要求吠えを強化しないために愛情を遮断しないこと

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要求吠えに応えないようにすることは、過剰な吠えの問題を解決するためには必要な場合がありますが、それはけして愛情を遮断する事と同意ではありません。

要求に応えないということとも同意ではありません。

大切なのは、あなたの相棒に吠えることでは何も解決しないと教えることです。

今まで、吠える事で自分の要求を通して来た犬は自分がリーダーだと勘違いしているわけではありません。

吠えたら要求が通ってきたから吠えているのです。

あなたが要求吠えにほとほと困り、我が家の犬はバカ犬だと判断する時、犬の問題行動を無くすのは最も困難になります。

要求吠えを減少させる最も効果的な手段は、犬に吠えてもなんの解決にもならず、むしろ他の方法をとって飼い主に訴えた時のほうが自分の要求が通りやすいと覚えさせることです。

愛情を遮断すると、犬は飼い主の注目、さらには愛情を自分に取り戻すために躍起になります。

ある種の犬は、愛情を遮断される事によってさらに激しく吠えるようになるかもしれません。

注目して欲しくて吠えるのならば注目してあげましょう

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注目して欲しくて吠える犬から、何故わざわざ気を逸らしたりする必要があるのでしょうか。

飼い主さんにかまって欲しくて吠えているのに、なぜわざわざ無視を続けるのでしょうか。

して欲しいことがある犬が吠えるのになぜわざわざそれを取り上げたりする必要があるのでしょうか。

吠えるという行為を強化しないため?

もちろんそうです。

けれども考えてみてください。

あなたがもっているオヤツが欲しい時、犬は突然なんの脈絡もなく吠えるでしょうか?

いいえ、あなたがオヤツを持ってオスワリと言って「我慢させられた」時に、犬は吠えます。

犬は感情に対する大きな圧迫で吠えるのです。

犬は本来、人間ほどワガママな動物ではありません。

自分の主張がある程度通り、不快感が極端に増強することもなく、自分が飼い主さんを信頼し、飼い主さんも自分を信頼していれば、吠える必要は極端に減ります。

吠えて訴えなくても、飼い主さんが自分の主張に気付いてくれれば、犬は激しく吠える必要がありません。

注目して欲しくて吠えるのならば、吠える前に注目してあげれば良いのです。

吠える前に注目されれば、犬は吠えて訴える必要は全くありません。

とても単純な話です。

要求吠えは最終手段、吠える前に犬の要求を知ること

犬は実は吠える以外に、ものすごく多くの意思伝達方法をもっています。

犬は言葉を持ちませんので当然のことです。

犬が何かを訴えるために吠えるというのは実はほとんど最終手段です。

人間でいうならば怒鳴り散らしているのと同じです。

最低でも、ご近所から丁重な苦情のお手紙が自宅のポストに投函されない程度のクンクンと鼻を鳴らす程度の鳴き声までで、あなたは相棒の要求に気づかなければなりません。

あなたはあらゆる犬の意思伝達方法を学ぶ必要がありますし、あなたの相棒は、吠える以外のどの伝達方法が有効なのかを学習しなければなりません。

人間は言語でコミュニケーションを取る生き物なので、音声による意思伝達に注目しがちですし、それ以外の意思伝達方法に鈍感になりがちです。

犬と暮らす限り、あなたは言語以外の意思伝達方法にもっと注目すべきです。

犬は言語を理解することはできません。

ですから、あなたはあなたとあなたの相棒の間に、共通の意思伝達方法を構築する必要があります。

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私がまぐろさんの事を調べた時、彼女の母親であるダルメシアンには耳の病気が多い事を知りました。

私はまぐろさんがもしも耳が聞こえなくなった時のために、こちらの意思を伝える方法を教えるおり、すべてのコマンドに手話のようなジェスチャーをつけました。

幸い、外耳炎を患っても、10歳を過ぎるまでは耳の聞こえに問題は無かったようですが、彼女は目でも私の言葉を理解していたので、お互いの間に誤解は少なかったように思います。

そして、ジェスチャーをする限り、母ちゃんはまぐろさんにいつも注目していますし、母ちゃんには「どうしたの?」という魔法の言葉がありました。

おかげでまぐろさんは全く吠えない犬に育ちました。

我が家では音声を使ったコミュニケーションが主流ではなく、目に見えるものや気配によるコミュニケーションが主なものでした。

かくしてまぐろさんの吠え声は、ゲストからオヤツをかつあげする時にだけ聞けるレアなものになったのです。

要求吠えには応えないのではなく、吠える前に気づいてあげること

要求吠えをするのは気づいてもらえないからであって、飼い主さんが犬の要求に吠える前に気づいてあげれば、犬は吠える必要がありません。

犬の要求はそれほどワガママなものはほとんどありません。

応えてあげられることがほとんどです。

犬が吠えることでは何も解決せず、むしろ、他の方法をとった時のほうが、飼い主さんが応えてくれると覚えるためには、まず、飼い主さんが、犬の要求がなんであるのかしっかりと知る必要があります。