まぐログ!全力犬暮らし

大切な相棒……老犬との愛しい最期のひととき

母ちゃん、うっかり生死を彷徨いまして……|生き残る才能しかない

うちの母方の家系は早くに亡くなる家系でした。 そういう遺伝病らしいです。 Marfan症候群という指定難病にも入っている遺伝病です。 主に、血管が脆くなり、動脈解離や動脈瘤など、深刻な心臓病になる確率がとても高い遺伝病です。 突然、変な話で恐縮です…

仕事と老犬のお世話は両立できるの?働きながら老犬介護をするための3つの選択

働きながら老犬介護 働きながら寝たきりの老犬のお世話ってできるの? 働きながら老犬介護をするためには、飼い主さんが3つの選択をしなければなりません。 大切な愛犬が年齢を重ね、いつか介護が必要になるというのは、犬と暮らす人たちはいつもぼんやりと…

愛犬との思い出〜桜を観る回数って限られているんだよ〜

今週のお題「好きな公園」 うちの愛犬まぐろさんが亡くなってもう2年も経っている。 今年も、お散歩コースの近所の公園は、桜が満開になった。 桜が咲くのは一年に一回だけ。 だから、後何回、いっしょに桜が観れるかなあと毎年思いながら二人で散歩してた…

老犬の夜鳴き(夜泣き)原因と対策!鳴き方で判断する原因と対処法

老犬の夜鳴き(夜泣き)は飼い主さんを最も疲弊させる大きな問題です。 そして老犬の夜鳴きをきちんと対策する事で、辛いと感じていた老犬介護は、暖かくかけがえのないものになります。 逆に、この老犬が夜鳴きをするという問題をきちんと対策しなければ、…

愛犬と共に生きるために……人間社会と犬

大切な愛犬の命と安全を守りたい。 飼い主さんならば誰しもそう考えているでしょう。 我々が、我が愛すべき相棒の犬と、理想的にかつ幸せに、共に暮らすために、我々飼い主はいったい何ができるのでしょうか。この人間社会は、相棒の犬たちにとって住みやす…

老犬をいつまでも自分の脚で立たせてあげたい!補助ハーネスの話

自分の脚で立ちたいと切に願う事は、人間でも犬でも同じです。これは生きる意欲ととても密接に関わっています。残念ながら、年齢を重ね、身体能力が衰えてくると、どんな動物も否応なく寝たきりに近づいてしまいます。それは一瞬かもしれないし、長い期間か…

老犬のナックリングとは?老犬が足を引き摺る時の原因と対処法

老犬のナックリングは介護をする上では見逃せない現象です。 急に我が家の犬が立てなくなった! 老犬が立てなくなるのは突然に感じるものです。 老犬が立てなくなる前兆はさまざまですが、その前兆を捉え、適切に処置をする事で、寝たきりになる時期を遅らせ…

老犬介護のトイレの悩み〜踏ん張れなくなった時〜

我が相棒に白髪が増え、動きが鈍くなり、「年齢をとったなあ」と思ったら、老犬介護に対する覚悟や準備を固めた方が良いです。犬の老化は性急で、我々人間の感慨や思慮を待ってはくれません。老犬介護は突然、嵐のようにはじまります。うんちまみれの愛犬に…

犬の抜け毛対策!解決法は定期的なブラッシングが9割

犬と暮らしていると抜け毛の対策は欠かせない作業になります。犬の抜け毛を放置すると、我が家のベッドやソファに、有機物が大好物のノミダニのブュッフェが出来上がってしまいます。掃除機をかけてもコロコロをなん往復させようとも、いつの間にかどこから…

老犬介護と「こころ」〜敵意帰属バイアス〜

『たかが犬』 周囲の言葉がそういう風に聞こえた事がありませんか? 私はありました。 しかも、幾度もです。 赤の他人から言われた言葉であれば、まだどこか自分の中で消化することはできるけれども、家族などのとても親しい間柄や心から信頼している人たち…

老犬介護を後悔なく全うするために

私の相棒は幸せだったのか。私は彼女の望みをどれほど叶える事ができたのか。お別れが近づく足跡を聞くと、愛犬に関する悩みはこの2つに集約されていきます。ですから愛犬についての悩みを本当の意味で解決するには愛犬の意思を汲み取ることが不可欠です。…

大好きだよ、まぐろさん〜共に歩く、これからも〜

人生最高の相棒であったまぐろさんが亡くなって丸一年が経ちました。 あの日の事はいつでもぼんやりとした夢のようで、でも時々、生活のあちこちで急に襲ってくる感情は、寂しさという言葉だけで表しきれるものではありません。 今でも突然、胸の奥が軋むよ…

まぐろさん(犬)母ちゃんちにツナ(猫)が来た話

老犬介護が終わるという事はすなわち心にポッカリと大きな穴があくという事です。 母ちゃんももちろん例外ではなく、寂しいと思わない日はない時間を過ごしていました。 そんな中、犬母ちゃんのところに小さな仔猫がやって来たのです。 それは、寂しさに喘ぐ…

犬母ちゃん、猫を育てる

近所の花壇で2日ほど泣き叫んでいた仔猫を保護しました。 つい先日まで老犬と暮らしていた母ちゃんは猫育てに奮闘中です。

自分の犬が幸せかどうかを知る方法

うちの犬は本当にうちの犬で幸せなのか。 犬と暮らす人……特に老犬と暮らす人は常にその心に刺さった小さなトゲのようなモノが痛む事は多かれ少なかれあるはずです。 犬は人間の言葉を話すことはありません。 けれども、全力で犬と向き合ってきた人たちなら知…

上を向いて歩こう、あなたと繋がってるから

時事ネタや社会へのメッセージの強いもの。流行などをできればあまり取り上げたくない私、まぐろさんの母ちゃんでさえ、看過できないほどの未曾有の事態に世界が喘いでいます。 正確には、世界の「人間というもの」が喘いでいるのですけれども。 人間の社会…

犬が必要としているのはどんなリーダーか〜権勢症候群なんてないよという話〜

社会がうまく機能するためには、それをまとめる優れたリーダーが必要です。 ですが本来リーダーというのは支配者ではありません。 力で屈服させ、恐怖で支配する人の事をリーダーとは呼びません。 群れというのは原始的で根本的な「社会」です。 群れが村に…

老犬介護と桜〜逆らえぬ大いなる時間の流れを感じる時〜

日常を過ごしていると、私たちは、時間が流れている事をあまり気にすることがありません。 もちろん人間は、時間というものを意識して過ごしているのですが、それは人間が決めた計測できる時間であり、カップラーメンを作る時間であったり、お仕事が終わる時…

犬より先に死んじゃダメだ

犬より先に死んじゃダメです。 我々飼い主の本当に大事な留意すべき心構えは 「犬より先に死なない事」 犬の時間はとても早く進みます。 本来であれば犬の最期を看取るのは飼い主さんの役目です。 思い描いた理想のお別れを全うするためには、飼い主さんが先…

うちの愛犬が素晴らしい犬になったわけ〜犬を「しつけ」てはいけない理由

相手がなぜそういう行動に出てしまったのかを知ろうとすることで解決することはまだまだたくさんあります。 我々、犬の飼い主は、時々、相棒が「犬」であるという事実を忘れてしまいます。 それは父親が子供の事を子供だと忘れてしまうのと似ています。 父は…

私、ペットロスなの??

今までたくさんの動物と暮らして来ました。 それは同時にたくさんの死と向き合ったということです。 それもあってか、まぐろさんと暮らす前までは、「私はペットロスにならない」という謎の自信を漠然と持っていました。 いつからでしょうか。 明るい陽の光…

老犬介護の一番の悩み!老犬の体臭ニオイはどこから来るのか

健康で清潔に保たれた犬は、悪臭がするという事はほとんどありません。健康で清潔な若い犬を、ニオイを原因に部屋に入れずに外で飼うという必要は、ほとんどないと言ってもよいでしょう。外で飼っていると悪臭がする場合がありますが、これは室内で飼うより…

最強の相棒がいれば人生は最高の冒険だ「野性の呼び声〜寓話と犬と冒険と〜」

最強の相棒がいれば、人生は最高の冒険だ まさにその通り。 この春、ディズニーの春映画として公開された野性の呼び声|映画|20世紀スタジオ公式の予告編を観た。 私が小学生の時に読んだ小説の映画化だったからだ。しかも、何故か私はディズニーが手がける…

運命の相棒〜野良犬トビーの愛すべき転生〜【犬の本】

私は相棒と胸を張って言える愛犬を亡くして途方に暮れている。 たぶん、私の心を充分に満足させるには「もう一度会いたい」という欲求を満足させる必要がある。 だがそれは現実的に不可能だ。 現実的に不可能であるからこそ、途方に暮れるのだ。 愛犬を亡く…

老犬と楽しく暮らす6つのコツ

老犬に楽しく穏やかな最期を迎えてもらいたいと思うのならば、老犬の失った自信を取り戻すお手伝いをしてあげることが一番です。 老犬はなにかと自信をなくしてしまいがちです。 今までできていた事ができなくなるのですから、それは当たり前でしょう。 犬は…

お詫び

いつも、まぐログ!シニアをご愛読いただき、誠にありがとうございます。 この度、こちらの設定ミスにより、数日間、当ブログのほうが正アドレスで閲覧できない状態にありました。 はてなブログのほうから直接のご訪問は可能であった可能性がありますが、外…

Dog’s purpose〜犬とのお別れに向き合う〜僕のワンダフルジャーニー

大切な愛犬が亡くなった後の喪失感はなかなか癒えることがありません。 心を救うものはなんであれ必要です。 できればそれは負の要素を含んだものではなく、理想的なまでに「正」であるほうが良い。 これは現実問題ではなく、「傷ついた心」を救う手段だから…

老犬が長生きする秘訣〜老犬介護に本当に必要なモノ〜

愛犬が7〜8歳を超えた辺りから、急にお別れの足跡が大きく聞こえてきます。飼い主さんは自分の相棒と少しでも長くいっしょに居たいと強く思うようになります。その優しい足掻きは、時に自分の選択を揺るがす事になります。老犬になってからは、1分1秒でも長…

愛犬を亡くして3ヶ月経って思うこと【あなたで良かった】

10月30日の朝方、まぐろさんの身体を空に返しました。 うちの父が昔から言ってた、思いが残るので早く荼毘にふした方が良いというのを守ったカタチになります。 眠るみたいに、本当にいつあっちに行ったのかわからないくらいで、息をしない冷たい身体のまぐ…

老犬介護に必須!介護用マットのオススメな選び方

犬が寝たきりになると、あっという間に床ずれになってしまいます。 本当に驚くほど進行が早いです。 ある程度覚悟はしていましたが、さすがの母ちゃんも床ずれのできるスピードにびっくりしました。 ですから介護マットは必須と言っても過言ではありません。…