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自分のところの犬は、良い子で長生きであって欲しいというのは、犬と暮らす人みんなが思うことでしょう。
ストレスの少ない生活というのは、人間も犬も健康に生活できる秘訣の1つです。
まぐろさん(新田 智美) (@magurogu_fun) | Twitterも含め、代々うちの犬たちは幸いなことに良い子で長生きしてくれました。
そんな幸せいっぱいな母ちゃんが経験から思う犬が長生きさんになる秘訣ストレスを減らすということを少し考えていきたいと思います。
犬は飼い主のストレスに敏感
犬って飼い主さんのストレスには敏感です。
お母さんがストレスフルだと、愛犬はいつもストレスに晒されている状態です。
経験上、飼い主が犬に不満を感じている時、犬も飼い主に不満を感じています。不満を感じると、人間語のわからない犬は問題行動で不満を訴えたりストレスを発散します。
飼い主のほうは、外に出てストレスを発散することもできますが、犬はそうはいきません。
飼い主がストレス発散方法を用意してあげないと、自分でストレスの発散方法を模索するしかありません。
その問題行動で、また飼い主さんにストレスが溜まります。負のスパイラルのできあがりです。
裏を返せば、飼い主さんが犬にストレス発散方法を与えてあげられれば少なくとも、負のスパイラルは脱却できます。
犬はいつもストレス社会に生きる私たちを癒してくれます。
本来犬は私たち人間に笑顔をもたらし、ストレスを軽減してくれる存在なのです。
犬のストレスを減らすのは飼い主の笑顔
飼い主がいつも笑顔でニコニコしている家庭の犬は、とても良い子で元気な印象があります。
愛さないと!という強迫観念のような愛し方をする飼い主さんがたまにいらっしゃいますが、そうすると、飼い主さんの笑顔は減ってしまうように思います。
個体差もありますが、犬は服従訓練などなくても、本来リーダーの素質がある人間はリーダーとして認め、抑えつけるようなことをしなくても問題行動はほとんど起こしません。
犬ではなく、人間のほうにリーダーの素質を持つかどうかが大切で、それは決してずっと威張っているとか、ずっと怒っているとかではなく、「もしもの時に守ってくれる!」ということではないでしょうか。
粘り強く、根気強く、自分と向き合い、自分のことを本当に大切に思ってくれる人間は尊敬し、崇拝するのは人間が相手でも同じではないですか?
ここは人間社会ですので、ルールは人間のルールです。
人間のルールを守らなければならない以上、人間がリーダーであるべきなのは曲げられない事実です。
だから、母ちゃんが全力でまぐろさんを守ってやらねばならぬのです。悪いことをしたら、何故そのような行動になったのかキチンと考え、犬のルールと人間のルールを擦り合わせる。
その作業が犬と暮らす人間の責任であり、それが、犬も飼い主も毎日笑顔で暮らす秘訣だと母ちゃんは考えています。
飼い主が笑顔であれば、犬のストレスはかなり軽減されます。
犬を信用し信頼することでお互いのストレスを減らす
一般的な所謂服従訓練というものをほとんどしない状態で、犬の問題行動をなくすためには、犬にリーダーとして信頼してもらい、信用してもらわなければなりません。
犬は自分の得になることはとことんやりますが、なんの得にもならないようなことは嫌がります。
人間よりも愛情にシビアなのが犬です。
犬が人間の言うことを聞くのは信用しているからなのです。
そして、穏やかに飼い主の傍で過ごすには信頼が不可欠です。
いざという時、守ってくれる存在だからこそ、すべてを委ね、幸せにしてくださいという態度になるのです。
犬に信用し信頼されるためにはまず犬を信用し信頼しなければなりません。
それをなくして、信用や信頼を勝ち取ることは不可能です。
飼い主さんがハラハラドキドキした態度では犬はいつまでも、信用も信頼もできません。
「私が守らなきゃ!」って思わせてしまってはいけないのです。
服従訓練をいくらしても、飼い主さんがそう思わせてしまったら犬は一気にストレスにさらされます。なにしろここは人間社会ですので、犬のルールでは回りません。
犬は人間にリーダーになってもらい、つき従ってはじめて安心を得るのです。
だからといって、やらなきゃ!といって眉間にシワを寄せているとか、犬も不安でいっぱいになります。
ただただ、真剣に向き合い、相手の事を考える事でしか信用と信頼は得られません。
誰かに言われたから、本に書いてあったからではなく、その情報や知識が我が愛犬の何の役に立ってどういう解決方法になるのかをしっかり考える必要があります。
そうすることで、問題行動も減り健康管理も行き届き、元気で良い子で長生きしてくれることは間違いないと思います。