まぐログ!シニア

現在18歳、ご老体ながらに元気に過ごすミックス犬まぐろさんとの生活を通して、老犬との付き合い方、老犬の健康管理などを勉強し、犬の世界の高齢化を幸せに乗り切ろうという記録です。

【老犬介護】老犬が寝たきりになったら

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つい昨日までできたのに……
老犬と暮らしていると、そんな事が多くなってきます。
まぐろさんも、階段が降りれなくなり、ソファに上がれなくなり、お座りの姿勢が保てなくなり、ついには自力で起き上がれなくなり、今では寝たきりです。
まぐろさんは、驚くほど吠えない犬で、よく夜鳴きで困っている方を散見するのですが、とてもありがたい事に、うちにはその悩みはありません。
母ちゃんは、おうちにいる時は、まぐろさんの意志表示がだいたいわかりますし、まぐろさんも、ホントに困った時はちゃんと小さな声を上げるので、あまり困った事はないのですが、当然、寝たきりのお世話は必要になって来ます。
寝たきりになったらいったいどうしたらいいんだろうという悩みは、母ちゃんもずーっと持っていました。
時間が経ち、少し落ち着いてきたので、母ちゃんが対処してきたことをご紹介しようと思います。

 

寝たきりでも快適な寝床を確保してあげよう

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犬は自分で快適な居場所を探します。
けれども、寝たきりだと自分で快適な居場所を探せません。
まぐろさんも動けた頃は好き勝手なところで寝ていました。
もちろん寝床も用意しているのですが、自分で快適な場所を探して好き勝手なところで寝るのです。
ソファの上であったり、玄関先であったり廊下であったり。
夏は涼しいところ、冬は暖かいところを、彼女はとても上手に探し出しました。
寝たきりになりますと、当然、自分で好きなところへ動く事はできません。
ですから、母ちゃんのほうで、快適な場所を探してやる必要がありました。
まぐろさんは多くの時間を過ごす場所が幸い同じでした。
彼女にとってはそこが家の中で比較的いつも快適だったのだと思います。
だから、うちでは現在そこに寝床を作っています。
快適な場所は犬によって違うでしょうからそれぞれの家庭で探してやる必要があります。
直射日光が当たる場所や、ずーっと影になるような場所では、あまり都合は良くありません。
家族の顔が見えない場所では都合が悪い犬もいるようです。
まぐろさんもそうです。
快適でないと、自分で移動しようともがきます。
もがきますと、床ずれができてしまいます。
夏は熱中症の危険もあります。
冬場は寒くて震えることもあります。
そのようなことがないように、寝たきりのパートナーには快適な寝床を用意してあげたいものですね。

寝たきりだと水を飲むのもたいへん!水分補給を工夫しよう

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寝たきりだと水分補給も自力でできない場合があります。


まぐろさんの場合は起き上がれないので寝返りを打たせた方向によってはうまく水が飲めない場合があるのです。
たぶん、まぐろさんのように寝たきりだと水分のうまく取れないコは多いと思います。
水分補給の介助は、寝たきりになったパートナーに対してはとても大切なお世話になってくると思います。
必要な水分量が補給できないというのは命に関わります。
もしも、水分補給がうまくいかない場合は工夫してあげましょう。
まぐろさんの場合は100均のドレッシングボトルを利用しています。
シリンジのような使用感でかなり使い勝手が良いのですが、あまり噛まないまぐろさんでさえ、たまに歯が当たってしまうので、ものをかじるのが好きなコだと、先をかじってしまうかもしれません。
注意してあげてください。
まぐろさんは大型犬と中型犬の間くらいの大きさですので、一日に必要な水分量は最低1.5リットルくらいです。おおよそ、2リットル。
そのうちの一部をごはんといっしょにあげています。
ドライフードの場合だとドライフードをたっぷりの水に浸してやると、しっかり水分といっしょにフードを食べてくれるのでかなり楽に必要な一部の水分補給できます。
最初の時は、やはり自力で水を飲もうとして床ずれを作っていましたが、今は落ち着いています。
水分補給のタイミングは犬によって違うようなので、パートナーの様子をよく見てタイミングをはかってあげることが大切かもしれません。

寝たきりの老犬の最大の敵は床ずれ

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寝たきりの老犬の最大の敵は床ずれです。
犬はちょっとしたことでとにかく床ずれを作りやすいのです。
まぐろさんの様子をみていると、どうも自分が動けないことがよくわかっていないようで、「どうして動けないの?」という態度を何度もみせます。
そのたびに声をかけて安心させてやっています。
自分が何故動けないのかわからずに、もがきます。
もがくたびに床ずれを作ってしまうのです。
あまりに酷い場合はサポーターなどで対処する必要があるでしょう。
床ずれは実はとても深い傷です。
切り傷や擦り傷のような表面だけのキズに比べるとかなり深く、範囲も広い場合があります。
床ずれができてしまった場合は、思ったより深いということを考慮して手当をしたいものです。
母ちゃんもまぐろさんが最初床ずれを作った時はとても焦りました。
先代犬たちはそこまで酷い床ずれを作ったことがなかったからです。
おそらく、まぐろさんは吠えないし、なんで体が動かないのかわからないので、自力でどうにか動こうともがくのだと思います。
床ずれのできる場所はだいたい決まっていますので、サポーターをしたり寝返りをうたせたりして防御するしか方法がありません。
床ずれ防止のサポーターなどもたくさん出ているようなので、やはり犬は寝たきりになるとたいへんなのだと思います。

寝たきり老犬の排泄を介助してあげよう!

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寝たきりになると本当に大変になってくるのは排泄の介助です。


歩き回れるうちは、オムツで対処できるのですが、寝たきりになると出ることよりも、出ないことの悩みがやってきます。
まぐろさんの場合はまだしっかりごはんを食べますし、便が出ないのが一番危険です。
寝たきりだと元気な頃のように踏ん張ることができません。
踏ん張ることができないので、ちょくちょく便秘を起こします。
うちのまぐろさんは、本当に元気元気で来ていたので、毎日ちゃんと出ていたのですが、ホントに出ない時は出ない。
最初は出るまでヤキモキしながら待っていたのですが、便が出ないことによってもがくため、床ずれが悪化しました。
この事が母ちゃんの決意を促します。
わけのわからないオリジナルソングを歌いながら、お尻の穴を消毒した綿棒や指で刺激きて排便を促すようにしました。
もちろん、便秘気味の時だけです。
少しでも楽しくと思い、オリジナルソングを歌いながらやっているのです。
歌っていると少しテンションが上がるので、最初申し訳なさそうにしていたまぐろさんも、当たり前のように受け入れてくれます。
ちょっとした事で、介護のしんどさが軽減される正しい例を体験したような気がします。

楽しかった日々を思い出して

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今では寝たきりで母ちゃんがいないとどうにもならないまぐろさんですが、今まで母ちゃんは、色々なものをまぐろさんに貰いました。
楽しいこともたくさんありました。
ありがとうという気持ちでお世話ができます。
そうすると、まぐろさんも安心して母ちゃんに身体を委ねてくれます。
あの楽しかった日々が今もまぐろさんと母ちゃん、2人の生活を支えてくれています。