まぐログ!全力犬暮らし

現在18歳、ご老体ながらに元気に過ごすミックス犬まぐろさんとの生活を通して、老犬との付き合い方、老犬の健康管理などを勉強し、犬の世界の高齢化を幸せに乗り切ろうという記録です。

老犬と楽しく暮らす6つのコツ

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老犬に楽しく穏やかな最期を迎えてもらいたいと思うのならば、老犬の失った自信を取り戻すお手伝いをしてあげることが一番です。

老犬はなにかと自信をなくしてしまいがちです。

今までできていた事ができなくなるのですから、それは当たり前でしょう。

犬は何故できなくなったのかまでは理解できません。

自信をなくした犬は目に見えて笑顔を失っていきます。

老犬になれば、穏やかに過ごしたほうが良いに決まっています。

それがわかるのは人間であるからです。

犬は人間と共にあるためにここまで寿命を伸ばしてきました。

ですから老犬に笑顔を与えることができるのは「何故か」がわかっている飼い主さんの責任です。

 

命令をしない

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飼い主さんの要求に応えることが何よりも喜びであったタイプの犬であればあるほど、飼い主さんの要求に応えられないことは、自信を奪う大きな要因になります。

飼い主さんのために仕事をすることが生きがいであり、それに誇りを持っていた犬は、身体が思うように動かず、飼い主さんの要求に応えられなくなった事に大きなストレスを抱えるであろうことは容易に想像できます。

従順に飼い主さんの言うことをきいていた犬が、老犬になって別の犬のように感じる場合、こういうストレスが原因なのかもしれません。

老犬になれば、できなくなることもあります。

けれど犬は「何故か?」までは理解できないのです。

命令には従う。

それに誇りを持っていた犬たちがこれ以上自信を失ってしまわぬように、命令をするのをやめましょう。

命の危機に直接かかわるような事例……たとえば、拾い食いや道路での飛び出しなど……以外で、老犬に命令しなければならない事態などほとんどありません。

子犬の時からちゃんと信頼関係が築けていれば、老犬になって命令しなければならないことなどないのです。

真心を持って関心を寄せる

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飼い主さんの関心が自分から離れてしまう事は犬にとってはこの世の終わりです。

そして、犬はいつも尊敬できる家族を求めています。

あなたが犬であった場合、犬の事を全く勉強することもなく、あなたにいつも自分の常識を押し付けるリーダーを尊敬できますか?

真心を持って関心を寄せるということは、相手のことを常に知ろうとすることです。

それは決してかわいがるだけでなく、正しい方向に導いていくことです。

導くための手段を模索するために、常に愛犬に関心を寄せることは、すべてにおいて優先されるべきものです。

飼い主さんは、愛犬のために、常に選択を迫られます。

人間の言葉を喋ることのできない犬と暮らすということは、常に飼い主さんが犬のために選択をするという事です。

食事について、排泄について、訓練の程度について、健康について、生死について……飼い主さんは、犬のために常に選択しなければなりません。

その責任は飼い主さんにあり、後悔のない選択をするために、飼い主さんは常に愛犬に全力で関心を寄せなければならないのです。

それは真心を持った関心でなければなりません。

飼い主さん中心の関心は、犬の心を閉ざしてしまいかねません。

笑顔をわすれない

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人は楽しいから笑うのではなく、笑うから楽しい気分になります。

人間は口角が上がると楽しい気分になるホルモンが分泌されるそうです。

いつもしかめっつらで口角を下げていると、気難しい気分にしかならないのです。

そして飼い主さんの笑顔は確実に愛犬にも届いています。

老犬介護はなにかと大変で気分が滅入ることも多いのですが、お互いに楽しい気分で暮らすためには、まず飼い主さんがどんな時も笑顔でいることが大切です。

ウィーン獣医大学、動物行動学の研究者を率いて実験を行なったルドウィック・フーバー氏は、「今回の実験で犬が人間の怒っている表情と喜んでいる表情を区別できるだけでなく、各表情の意味も理解しているということがわかりました。そして驚くべきことに、飼い主や馴染みのある人間だけではなく、一度も会ったことのない見知らぬ人間の表情でも区別ができるのです。さらに、彼らは人間と同じように、笑顔=肯定的なコミュニケーション、怒っている顔=否定的なコミュニケーション、と捉えていることも分かりました」と語っています

引用元:犬は人間の表情がわかる。人間の表情から感情を読み取っていることが判明(オーストリア研究) : カラパイア

何をして欲しいのか見抜く

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老犬になると人間の認知症と同じような症状が出ることがあります。

その1つに、「我慢が効かなくなる」という事があります。

老人が気難しくなったりするのは認知症などで自分の要求がうまく通らなかったりして我慢が効かなくなるからだそうです。

犬も同じ事が言えます。

老犬がワガママだと感じたら、何をして欲しいのか見抜く力を養いましょう。

そして、ワガママを言わなくても済むように、飼い主さんが先回りして愛犬の希望に応えてあげることで、愛犬も満足し、キリキリとした時間ではなく穏やかで流れるような時間を、愛犬と飼い主さんの間に流す事ができるようになります。

幸い犬はとても素直です。

ですからして欲しいことや今欲しいものをとてもうまく伝えてくれます。

飼い主さんは自分の愛犬を観察してそれを少し早めに察知してあげましょう。

心から褒める

犬はとても素直な生き物です。

褒められるとこの世の春かというほど喜びます。

そして老犬は、今生きているだけでも褒めるに値する生き物です。

毎日を頑張って生きている。

それだけで素晴らしい気持ちを人間側に教えてくれますし、人間にも必要なあらゆる知恵を授けてくれます。

生きているだけで有難い生き物。

それが老犬です。

そして何より、褒めることで、人間も心がとても豊かになります。

誰かを褒めると幸せな気分になるのです。

そして褒めたことを素直に受け止めて、この世の春かというほど喜んでくれる生き物が目の前にいるのです。

これほど幸せな時間があるでしょうか。

自信を取り戻させてあげる

老犬になると犬は本当に自信を失います。

老犬の自信を取り戻してあげる方法はそれほど難しいものではありません。

ここまで生きてくれた事を褒め称え、愛犬がいかに自分に必要な存在か、いかに大切に思っているか、居なくなったらどれだけ困るか、それを素直に伝えてあげれば良いのです。

飼い主さんの役に立つこと。

それが犬の1番の喜びで、その喜びの要因は、飼い主さんの笑顔なのですから。