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2018年、本当に、今年は色々な災害がいっぺんに起こり、さしもの母ちゃんも色々考えさせられました。
ごく親しい友人も、豪雨の被害に合いました。
家を流され、仮設住宅暮らしです。
従兄弟は消防士で、災害当時、一番被害の大きなところへ出動しました。
幸いまぐろさんちは無事でしたが、本当にごくごく近所でテレビを見るような出来事がおこり、迷子の犬や猫の情報が大量に寄せられました。
災害は突然起こります。
大事な大事なまぐろさんを守れるのは母ちゃんだけです。
みなさんの大切な愛犬(我がコ)を守れるのは“あなた”だけです。
いっしょに、災害が起こったときに愛犬の身を守る術を考えていきませんか?
災害が起こる前に
誰に聞いても、何を調べても、やはり「災害が起こってからでは遅い」ということがわかります。
うちは大丈夫。
みんなそう思っていたのです。
災害が起こる前に準備をしておかなければなりません。
それなのに……
気がつくと、私たち犬のお母さんは災害が起こった時に何をすれば良いのかがさっぱりわからないのです。
大切な愛犬(我がコ)を唯一守ることのできる自分が何も知らないことに愕然とするのです。
このままでは、足腰の弱った老犬をしっかりと守ることは到底できません。
まずは、『知ること』
母ちゃんのモットーです。
まず、避難勧告や避難指示が出た場合、そもそも犬といっしょに逃げるべきなのでしょうか?
犬といっしょに逃げるとして、いったいどのように行動すれば良いのでしょうか?
準備をするものは?
人間の防災対策をする
愛犬を守るためには、人間が無事でないといけません。
人間の命最優先という言葉を聞いて目くじらを立てる人もいるようですが、この人間社会、愛犬の命を守れるのはたった一人、自分だけです。
愛犬(我がコ)の命を守れる人間の命が最優先なのです。
いざという時に愛犬の世話ができるよう、ここはできるだけ平常時の対策で問題を解決しておきたいところなので、災害が起こった時にまず人間の命を守る対策を前もってしっかりしておくことはとても重要です。
地震で家具が倒れた時に怪我をしないように対策をしたり、火事の時の避難ルートや消化器の確認など、平時にとれる人間の命を守る対策をできる限りやっておかないと、困るのはまぐろさんたち犬なのです。
もっともやってはいけないことは、
「犬より先に飼い主が死ぬこと」
愛犬のしつけと健康管理
例えば、災害時に避難しなくてはならなくなったとして、犬が動かなければ逃げ遅れることになります。車で避難しようと思っても車に乗ってくれなければどうしようもありません。引っ張り癖が強くて思う方向に動いてくれなければ命にかかわります。避難中にひっきりなしに吠えてしまったりするとトラブルの元です。
災害時、犬も不安でストレスもあるでしょう。
けれど、避難しなければならないその状況がある世界は人間社会です。
普段からきちんと人間社会のルールを教えてあげて、普段からきちんと健康に問題がないようにケアをしてあげなければなりません。
足腰が弱くなった中型犬。
その健康状態がわかっていないと、避難ルートの確保や避難方法を瞬時に考えることなどできようはずもないのです。
愛犬(我がコ)の健康状態を常にチェックし、災害時に必要になって来るものを、少しずつ準備していきましょう。
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絶対に逃がさない!離さない!
雷に弱い犬は多いのではないでしょうか。
うちのまぐろさんは大きな音は小さい頃から平気でしたが、雷で飛び上がって走り出すお友達は多かったように思います。
ザワつく人間の不安は犬たちには確実に伝わります。
人間の不安は犬にはかなりのストレスです。
災害時に一番怖いのは、犬と離れ離れになることです。
雷の恐怖や、ざわつく人間からのストレスで、咄嗟に逃げてしまう犬もいるかもしれません。
迷子の犬は、人間社会では野良犬と似た扱いをされます。
飼い主不明であれば、殺処分の可能性も免れません。
↑↑↑こちらで迷子の犬を検索できます。
災害の際は、絶対に犬と離れてはいけません。
人間社会では、犬は飼い主さんといっしょにいるものなのです。
人間から離れた犬は、残念ながら多くの人にとっては、野良犬と同じ扱いなのです。
絶対に逃がさない、絶対に離さないという強い決意のもとに、犬と災害を乗り越えましょう。
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同行避難について、わかりやすい動画を発見しましたのでご紹介しておきます。
犬との同行避難と同伴避難
最近ではどの市町村でも、
「同行避難」
を推奨しているようです。
「同行避難」とは、災害時に逃げる時はいつもペットといっしょに行動しましょうということです。
だからといって、いっしょに避難所に入ることや、仮設住宅に入ることができるという意味ではありません。
「同行避難」とはあくまで災害時に一時的にいっしょに逃げることです。
「同伴避難」
との混乱は少し問題です。
犬といっしょに避難所に入ったり、仮設住宅に入ったりする「同伴避難」を望む人は数多くいるでしょう。
けれども、「同伴避難」ができる避難所や仮設住宅はまだまだ少ないのが現実です。
逆に言えば、一時的にいっしょに逃げるので、避難勧告や避難指示の時は、犬との「同行避難」が推奨されるのです。
東日本大震災では、多くの動物が取り残されました。
インタビューで口を揃えて仰ってました。
「すぐに戻れると思って」
そして未だに出会えていない動物と飼い主がいるのです。
同伴避難ができないからといって、一時的に避難しなければならない時に愛犬を置いていくのはもっての他です。
東北大震災の時も、ペットとの同行避難は推奨されていました。
それでもまだまだ浸透していなかったのです。
犬と暮らす人間として、同行避難を広めることは大事なことです。
環境省の方でhttps://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/pamph/h3002/0-full.pdf:人とペットの災害対策ガイドラインが制定されています。
1度確認することをオススメします。
同行避難が広まり、当たり前になれば、同伴避難できる場所も増えるからです。
広がるペット同伴専用避難所、市役所開放も 西日本豪雨:朝日新聞デジタル
犬と同行避難をするために
もちろん、大事な愛犬(我がコ)と離れ離れになることを誰も望んでいません。
愛犬(我がコ)といっしょに避難し、死が分かつまで、共に生きるのが望みにほかなりません。
それの望みを叶えるために、同行避難をするのに必要なことを知らなければならないのです。
そもそも、「いっしょに逃げてもいいの?」と思っている人も多くいます。
大丈夫です。
安心してください。
環境省が「同行避難」を推奨している限りは、いっしょに逃げてもいいんです。
ただし、ここは人間社会ですので、ガイドラインに従わなければなりません。
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同行避難は「自助」が基本
愛犬(我がコ)との同行避難は、「自助」が基本です。「自助」とは、自分でできることは自分でやりましょうということです。
例えば、給水や炊き出しなど、人間が優先されるべきものがありますが、これらは同行避難をする場合はできるだけ自分で用意しましょう。
犬の衛生管理に必要な者も、できるだけ支援物資に頼らなくて良いように、事前に自分で用意しておく必要があります。
動物が苦手な人や、アレルギーのある人にとっては、そこに動物がいるだけでストレスになるものです。
他の人とトラブルにならないように、それ以上動物を避ける人間にならないように、こちらが気を使う必要があります。
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思いやりが愛犬(我がコ)を救う
避難所で係留されている犬たちですが最近では、その環境もかなり整えられるようになって来たようです。
それでもやはり、動物といっしょに逃げた人とそうでない人のトラブルはあるようです。
人間社会は、みんな犬が大好きな人ばかりではありません。
お互いに思いやりをもって行動することで、トラブルを起こさないのが、お互いの安全にもっとも重要なことです。
犬への思いやり、人間への思いやり。
災害にあって不安なのはみんな同じです。
自分や自分の家族だけのことを考えず、お互いにお互いのことを思いやり、災害を乗り切ることで、愛犬も救われるのです。
普段から準備をしよう
いざという時のための準備がとても大切なことがわかって頂けたでしょうか。
- 人間社会のルールを教える
- 避妊去勢や予防接種など衛生管理をきちんとする
- 迷子対策をきちんとする
- 防災グッズなど自助のための準備をする
- 情報を調べる
- 人間の防災対策をきちんとする
これらの準備をきちんと行うことがとても大切です。
最近ではペットの里親募集情報 :: ペットのおうち【月間利用者150万人!】さんのほうでペットプロフ :: ペットのおうち【月間利用者150万人!】というサービスをやっていらっしゃるようです。
災害時は迷子にさせないこと、人間の安全を確保することがとても大切ですが、もしも、迷子になってしまった時、もしも人間が先に亡くなってしまった時の保険としての利用を母ちゃんは検討しています。
使わずに済むことを祈りながら。
LEONIMAL リオニマル | live honesty for animalさんのほうでは、LEONIMAL BO-SAI 〜ペットの防災を考える防災情報〜 | LEONIMAL リオニマルというサイトを運営なさっていて、 災害時のシュミレーションをしたりという活動をしていらっしゃるようです。
こちらも情報源として活用させていただきます。
愛犬(我がコ)を守るために
今回、ペットと防災、災害時の愛犬、同行避難、同伴避難などを調べていて、一番思ったことは、本当に知らないということは、大変なことだということでした。
知らないがために、大切な愛犬(我がコ)と離れ離れになってしまう可能性があるのです。
実際に、東北大震災の時はそのような事例がたくさんあり、いまだもって再会できていない家族もいるそうです。
『知ること』
それが一番大切なことです。
みなさまがどうか、この情報を何かの役に立てていただいて、その上で、それを使うことがありませんように。